歯医者さんに通う=怖い・緊張するというイメージを覆す、まるでプライベートサロンのようなゆったりとした空間で、予防ケアや治療を行なうことができます。通うことを楽しみに感じていただけるような、ケア専用のお部屋でお待ちしております。
定期的な検診を受けていることで、虫歯や歯周病の早期発見や、常に口内をきれいに保ち、病気になりにくくする予防ができます。「痛くなってから」では遅いのです。
歯垢が固まり歯石になる期間が大体3か月程度とされています。歯磨きだけでは落としきれない汚れがあるので、定期的なクリーニングでケアしましょう。
日本はこれまで、痛くなってはじめて歯医者にかかる、という文化が根づいていました。しかし、近年では「治療」だけではなく、そもそも病気を「予防」するという考えが少しずつ広まってきています。
一度削った歯は、もう元には戻りません。削っては虫歯が再発し、また治療した歯や周りの歯を削って・・というように繰り返すことで、自分の歯の寿命を短くすることになります。
予防先進国のスウェーデンと比較すると、80歳での自分の歯の平均残数は2倍近く差があります。自分の歯でごはんを食べられないことは、頭で考える以上にとても不便で切ないことです。最近では、高齢者だけでなく30代の若い人達でも自分の歯が少ない方も増えてきています。歯医者さん=痛くなったら行く、ではなく、痛くなりたくないから行く場所、という考え方に変えてみてはいかがでしょうか?
参考元:厚生労働省平成23年歯科疾患実態調査 → 日本歯科医師会雑誌Vol.62
治療した歯のメンテナンスを怠ることで、再発を招いてしまうことがあります。定期健診は、病気の早期発見・早期治療につながり、初期であれば治療も軽く、費用も少なく済みます。※初診時と何かしらの変化が見られたときはレントゲンをとることもございます。
女性だと妊娠や、糖尿病などの全身疾患がなかったかお伺いします。からだの変化はお口の中にも影響があるため、必ず確認しております。
以前治療した歯がある場合、その後問題がなかったかをチェックします。
奥歯の隅々まで虫歯ができていないかをチェックします。また、歯茎が以前と比べて変化がないか、ポケットを測定し状態を確認します。
激しい歯ぎしりや、片方ばかり使って食事をしているとかみ合わせがゆがんだり歯が揺れたりします。さらに歯並びもチェックします。
唇や舌などの粘膜は、口腔がんのサインがでるところです。
2~6か月で歯石が歯についてきます。しっかりと汚れを落とすことが予防の第一歩です。
クリーニングのメリットは、歯磨きでは取れない汚れを取って虫歯になりにくい環境にすること、また着色を落とすこと、そして何よりツルツルとして気持ちよくなれることです。
しっかりと診断を行なってから、患者さま一人ひとりの口腔内の状態に合わせたクリーニングを提供していきます。歯科用ものさしを使い、歯と歯茎のあいだの溝(歯周ポケット)の深さを調べます。
歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシなどの補助器具を用いて、適切な力加減や正しい磨き方をお伝えします。また、歯並びによって磨き残しが多い部分など、普段の歯磨きで気を付けていただきたいポイントも併せてご説明します。
超音波の振動を与えながら、歯磨きでは取り除けない硬くなった歯石を取っていきます。通常、この作業で痛みはありませんが、あまりに歯石が硬くなっていたり、歯茎の炎症があると感じることもありますので、施術中に痛みを感じたら我慢せずお声がけください。
このステップで歯全体のくすみが取れて、明るく輝きます。歯の表面の汚れ(着色やくすみ)、歯と歯の間や溝に入り込んだ着色を取り除き、専用のペーストをつけ磨いていきます。
歯周ポケットの汚れが多く、ポケットの深さは4mmまでであればディープスケーリングという方法で対応します。5mm以上の歯周ポケットの場合、麻酔が必要な手術での治療になります。
ある調査によると、歯ブラシだけでは歯と歯の汚れは「61.2%」しか落とせないということがわかっています(参考:日本歯科保存学雑誌)。2~6か月に一度、汚れが硬くなって悪さをする前にクリニックですっきりと磨き落としましょう。