口腔外科出身の院長は、インプラント治療の豊富な経験がございます。一人ひとりの歯の状態に合わせた最適な方法で手術を行ないます。
患者さまの口腔内を撮影した画像をもとに、インプラントを埋入した状態をシュミレーション画像を用いて、わかりやすくご説明します。
インプラントにはあごの骨が必要になりますが、骨の量が足りなくても骨造成や再生療法によってインプラントを埋め込める状態にします。
97%と他社と比較しても非常に純度が高いHA(ハイドロキシアパタイト)結晶体で構成されるMP-1(R)コーティングを仕様。スプラインと呼ばれる独自の構造をもっており、インプラント特有のトラブルを防止します。
骨の厚みが足りない場合、上あごではサイナスリフトやソケットリフトという骨造成を行います。サイナスリフトは骨が極端に少なかったり、より骨の厚みを確保したい場合に選択します。また、骨幅が狭い方に対応したリッジエキスパンジョンや、広範囲に骨が少ない方に対応したGBR法やCGFなどの再生療法も行っています。
インプラントオーバーデンチャ―は、入れ歯をインプラントで固定するため、今までの入れ歯より「より強く・よりしっかり」安定して噛めるようになります。インプラント治療を受けたいが費用を抑えたい、インプラント外科手術を最小限の範囲で行いたいという方にもおすすめです。
CT撮影では、歯やあごの形、骨の密度、神経の位置などが3Dで立体的に映し出されるため、従来のレントゲン画像のみの診断に比べて、より精度の高い分析が可能になり、患者さまにとって安全な治療が提供できます。
インプラントの場合、自分の歯のように噛むことができ、分厚い入れ歯のように口の中の空間が狭くなるような違和感を感じることがありません。噛む力は、自分の本来の歯と比べて、90%回復する(入れ歯は60%)とされています。
インプラントは、歯を失った部分のみを治療するので、ブリッジのように隣の歯を削ったり部分入れ歯のように周囲の歯にバネを引っかけて安定させることもありません。健康な歯を削ることで、歯の寿命が短くなるため、残りの歯を保存するという点で見てもインプラントは非常に優れています。
口を開けた際に、入れ歯のように金属のバネが見えることもありません。適度な透明感も備えた白なので自分の残りの歯となじみます。また、ブリッジと異なり歯1本が独立しているので、デンタルフロスなどで側面や周辺の細かいところまで清掃することができます。
インプラント治療には、事前の綿密な分析とシュミレーション、治療計画が必要になります。インプラントを埋め込んだ後も骨と結合するまでに2~4か月ほど要し、その後に被せ物を作るため4~6か月の治療期間が掛かります。また保険適用外のため、費用も高額になります。
失った歯の箇所に、親知らずや歯並びが悪くかみ合わせに関わっていない歯を移植することができます。移植の特徴は、歯の周りに歯根膜というクッションの役割を果たす組織ができることです。主に歯根膜の働きとして、噛む力を吸収・分散し、歯やあごの骨への直接的な負担を和らげたり、噛んだことで生じる刺激を脳へと伝えます。インプラントにはない、この歯根膜ができることが移植の最大のメリットです。
どんなに優れたインプラントや入れ歯、ブリッジよりも「安全性」において、もともと体の一部であった自分の歯を用いることに勝るものはありません。異物を入れるよりも、もともとの自分の歯の位置を移動する歯の移植は拒絶反応などのリスクも少なく済みます。
移植した歯にくっついている「歯根膜」を通して、噛んだ刺激・血液を脳に送ってくれます。この脳へのメッセージ伝達こそが、脳を活性化させてくれるポイントになります。一本くらいなくても大丈夫、と歯を失ったままにしておくと、このメッセージが脳に行かなくなってしまい、どんどんと機能低下し、やがて認知症の原因になりかねません。
インプラントは自費治療となりますが、症例によっては歯の移植の場合は保険が適用になるケースがあり、患者様の負担が軽くなることがございます。
移植のデメリットの1つとして、口の中や全身の状態(歯周病や全身疾患などがないか)、移植する歯の形、移植先のあごの骨量など、細かな条件をクリアする必要があります。また、自分の歯であるがゆえに虫歯になる可能性もあります。ご興味がある方は、お気軽にご相談ください。